『みんなの山歩き 新越中百山』

テレビ放送の延長レベルだろうと完全に侮ってた。

これは富山の山ヤは読むしかないでしょう。マニアックな山も多く載っており、旧「越中の百山」に載ってない山もちらほら。「富山県山名録」で名前は知ってはいたが、20座も登ってない山があった。

現在、「富山の百山」完登。旧「越中の百山」残り6座。更にこの『新越中百山』16座(旧「越中の百山」と4座ダブり)も登れる喜び。これを目標にトレーニングに励もう。

ただ、この本注意が必要。正直最低でも20座程は一般的な登山者が気軽に登れる山ではないと思う。突坂山なんて、現状ある意味かなり条件が揃わないと登れないし、”日帰り登山の魅力発見!”って帯にデカデカ書いてあるけど、日帰りなんて到底無理な山も多数。登山道のない山はざっと数えただけでも40座弱。この時点で一般的ではない。また、難易度が甘く書かれている山も多く、表紙に騙されて「富山の百山」感覚で取り付くと痛い目に遭うだろう。登られる方は抜かりない計画を。まぁ、お互いもう少し我慢しましょう。

それにしても、自身にとってはかなり魅力的な本。こんな時にこんな本が出るなんて…。今後の楽しみだ。

また、この『新越中百山』の売れ行き次第で『新越中二百山』の発売も検討されているとのこと。

続編も見たいので、皆さんも是非!

 

2,800円(税抜)